タイの仏教について

タイは小乗仏教(上座部仏教)の国と言われていますが、実際現地を訪ねると、生活のあらゆるシーンで仏教が根付いていて、日本との違いを感じました。

 

日本で広まっている大乗仏教とは、広く衆生を救済しようとする思想であるのに対して、タイの小乗仏教とは、大まかに言えば、厳格な仏教修行をしたわずかな人だけが救われるというような思想です。

また、小乗仏教では、善行を積み重ねる行為をすればするほど、来世では幸せな生まれ変わりができると信じられていて、最大の善行(ダンブン)は僧侶として出家することですが、在家信者も様々な方法で徳を積むことができると考られています。

 

•出家する

•息子を出家させる

•お寺に寄付をする

•僧侶に托鉢する

などが小乗仏教における代表的な功徳ということになりますが、そのことからタイでは一時的ながら、自分の息子を積極的に出家させて、僧院での集団生活や托鉢などの厳格な戒律のもと修業を積ませることが多いのです。

 

また庶民は、托鉢に来た修行僧が子供といえども最大限の敬意を払ながら食べ物を彼らに
献上し、その少年僧侶も当然のように貰っているという姿がとても印象的でした。(写真参照)

 

修行僧は、午前中しか食事をとってはいけないため、托鉢は早朝のみ行われます。

メーホーソン(タイ北部)の知り合いの家にも、毎朝6時頃に休日祝日を問わず多くの
僧侶が托鉢に訪れるそうで、毎朝5時には起床して自分たちの朝食の準備とともに、
托鉢僧に献上する食べ物も用意することが日課となっているそうです。

 

また、タイのいたるところに金色の寺院があり、これらの建立費用は全て地元の人たちによる
寄付で賄われているそうで、その中のお祈りの場は一般に開放されています。

内部は、お祈りする人たちで溢れており、その中で多くの若者も熱心にお祈りしていました。

 

これらの仏教観とともに、1年を通じて暖かく(暑く)また食糧自給率が200%近くもあり衣食住には困らない背景などから、いつも微笑みを絶やさず温厚、楽観的で、またお金にも執着しないというタイ人の性質が、このような生活環境により形成されたものだと推察しています。   

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コメント: 1
  • #1

    Catherina Mcqueeney (金曜日, 03 2月 2017 11:31)


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