タカが標識されど標識 再び当別町訪問


10/17。国道「275号線」を走った。この日、東京は雨で寒かったようだがコチラは絵に描いたような青空。まさに行楽日和である。目指す先は当別町の「ハレルヤ農産」。春にカボチャの種まきを手伝ったエゾシカ仲間で再びの訪問だ。カボチャを収穫したので、手伝った我々に下さるという。オーナーは、エゾシカハンバーグとカボチャのスープを用意して待っていてくれた。スープにはお手製の蜂蜜がタップリと注がれる。その美味しいこと!蜂蜜を生産する養蜂現場も見学。新しい体験は、幾つになっても魅力的だ。帰りは青山地区の当別湖にも足を延ばす。このダムの建設時、水道局審議会の委員として建設続行の是非につき、散々、議論をしてきただけに美しいダム湖にはひとしおの感慨が胸を突く。 


北海道の秋を味覚と景観で堪能した一日であったが、それを更に価値あるものに昇華してくれたのは、車中での先輩との会話だ。最近、国道5号をきっかけに、この年齢で国道や道路標識に興味を持ったことを嗤い話に持ち出したつもりが、「凄いことだよ。」と意外な返事が返ってきた。「ウチの孫などはナビだけを見て走っている。標識などに興味をもたない。だから何処を走っているかわからないんだ」という。「たかが標識かもしれない。しかし、関心を以て標識を見れば視界は広がる。何故、この道路ができたのか。理由が必ずあり、それに続く歴史があるからね。過去からの経緯があって今がある。現在を知ることで未来が展望できる。時間の流れと空間の広がりの中で物事を考えることが必要だ。年齢などは関係ない。気付いた時がスタートだ」と。


タカが標識、されど標識。話が此処まで膨らむとは思わなかった。更に、北海道に一桁国道は一つしかなく、それが5号線であること。国道1号は東海道線であることも語ってくれた。流石は、日本全国を股にかけ、何度も車で旅してきたお人だ。その果てなき知識と哲学には頭が下がるばかりである。幾つになっても人生の指南者がいてくれることは有難いもの。しかも、エゾシカ倶楽部の中にいる。身の幸運を感じるばかりだ。


ハレルヤ農産の写真
ハレルヤ農産
松田オーナーと棚川副代表の写真  
松田オーナーと棚川副代表
松田オーナーを囲んだ写真
松田オーナーを囲んで


養蜂場。下部の出口から蜂が出たり、入ったり。ここは、ミツバチたちのお家、そして蜜作り作業場でもあります。

蜂蜜づくりについて話をする松田オーナー写真
蜂蜜づくりについて話をする松田オーナー
当別湖の写真
当別湖