エゾシカは北海道の自然の中で育まれた貴重な資源です。その生態や美味しさ、文化的価値を再発見し、持続可能な共生の方法を考えていきましょう。
若い女性にも高齢者にも嬉しい食材。
美しく・若く・健康増進。
認知症予防にも!!
エゾシカ肉は高蛋白、低脂肪、鉄分とビタミンB2が多いのが特徴。
カロリーは牛肉の半分、資質が1/5。鉄分の多さはご覧の通り。注目される成分はアミノ酸の一種である「アセチルカルニチン」。脳機能向上や疲労・ストレス軽減などの効果があるとの報告があり、シカ肉には牛肉の2倍も含まれている。 漢方では身体を温める食品として薬膳料理に重用される。骨はスープに。骨髄には私たち人間に必要な血液を造るための栄養素が全て含まれている。
国際社会の潮流SDGs(sustainable Development Golds=持続可能な開発目標)
「17ゴール」に向けて
エゾシカは森林生態系にとって重要な役割を持っています。森林の下層植生を食べることで光が入り、新たな植物の成長を促進する働きをします。しかし、個体数の増加により、生態系のバランスが崩れ、植生破壊が進んでいるのが現状です。
私たちは、・陸の豊かさを守る(目標15)・持続可能な生産と消費を推進する(目標12)
という視点から、エゾシカの適切な管理と有効活用に取り組んでいます。
エゾシカ事情の変化(R3→R6)【出典】北海道庁/北海道農政部/北海道警察本部
🦌 生息数
73万頭 → 73万頭
= 高止まりが続く
🎯 捕獲数
15.7万頭 → 15.8万頭
= わずかに増加
🌾 農林業被害
48億円 → 約53億円
= 被害が拡大
🚗 交通事故
5,460件 → 6,705件
= 大幅増加・過去最多
令和3年度には約73万頭と推定されていたエゾシカの生息数は、令和6年度にかけても減少しておらず、高い水準で推移しています。捕獲数も15.7万頭から15.8万頭へとわずかに増加したものの、生息数の抑制には十分に結びついていません。
一方で、エゾシカによる農林業被害は 48億円(R3)から約53億円(R6)へと増加 、被害の深刻化が進んでいます。更に交通事故件数も 5,460件(R3相当)から6,705件(R6)へと大幅に増加 、道路交通や地域住民の安全に対する影響がより顕著になっています。
これらの変化から、R3からR6にかけてエゾシカ問題は改善が見られず、むしろ被害と事故が拡大していることが明確です。生息数の高止まりに対して、被害抑制策や捕獲体制の更なる強化が求められています。
スーパーで、道産野菜が店頭に当たり前のように並んでいるが、実は、農家がすさまじい労力をかけ、シカから守った野菜をやっと出荷している。その手間賃は当然、価格に反映される。このことに道民は気付かなければならない。(驚きのエゾシカ事情 エゾシカAtoZ)
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