西興部村からシカ角が届きました


 

西興部村からシカ角が届きました。

兎に角、大きい!

最長70cmとの素人知識を頼りにメジャーで計ってみるとピッタリ70センチです。これを2本頭に載せて走るとなるとさぞや重いでしょうね。ところで、角なら何でもいいというわけではなさそうです。自然に落ちた角は役目を終えて落ちた角。いわば「死に角」で、中はスカスカの骨粗鬆症状態。今回送られてきた角は捕獲により得られた正真正銘ピッカピカの「生き角」です。余談ですが、3月いっぱい国有林と道有林には、禁猟という規制がかかっているために、全村猟区の西興部村は、お客様ハンターの対応に追われ、大忙しの日々だとのことでした。


FBで我がエゾシカ倶楽部を常に気にかけて下さっている方がいます。後日の参考のため、ご意見を残しておきましょう。神奈川県のハンターのナカムラアキさんです。

2019.3.7 

駆除だけでなく、狩られた命が無駄にならぬ様、流通も課題ですかね、道の、畜産関係を巻き込んで、管理された繁殖も可能でしょうか?北欧では、トナカイも、商業ベースに載ってますよね。やる事いっぱいありますね。 

エゾシカが有用資源である事の、周知は簡単でしょう。流通を如何にはかれるか。 

せっかくの資源、このままでは自然破壊の元、適正管理、有効利用、鉛不使用での、レベルの高い狩猟者の育成。行政をたきつけ、おだて、尻を叩き。税金も有効に使っていただきましょう。個人の手に負える規模ではありませんよね。神奈川も、少しはヤル気になったのですが、予算が確保できず、処理車両の導入に失敗した様です。道外から、応援しかできず、心苦しいです。

情報発信だけでは、限界が有ります。適正量の為に、間引きした分、食用等に流通させる為のサプライチェーン等を、行政にやらせましょう。食肉施設等のインフラの整備も必要です。雇用も付いて来ます。

現在の食肉家畜と違い、飼料作物に依存しなくても、良いのも魅力です。 

エゾシカも、オオカミが消え失せてから、自然淘汰の洗礼から逃れ、遺伝の形質の劣化が進んでいるかもしれません。同じ事が、我々にも言えるかもしれませんが。 取り敢えず、一歩踏み込んでみましょう。

道の予算で、害獣被害の予算、経済振興の予算で、該当する費目が有ります。

電気柵とか、学習されると、無効になる様な予算消化は、意味ありませんよね〜

狩猟者のFBネットワークも有ります。道外者で、何にも役にたてず、心苦しいです。