ぶらり市でミニ講座体験(酪農学園大学 大森希美)




皆さんこんにちは!酪農学園大学の大森希美です。

今回はエゾシカ倶楽部の会員として平成281016()に山の手会館で開催された「ぶらり市」に参加してきました。イベントのコンセプトは学び・楽しむ「ぶらり市」ということで、エゾシカについては学びという面で「エゾシカが起こす様々な問題とハンターの役割」と題した15分間のミニ講演をさせて頂きました。その内容はエゾシカによる農業被害の現状を知ることから始まり、その個体数管理者として重要なハンターについて説明しました。最後に、エゾシカ問題に関れる簡単な方法としてエゾシカ肉を使った料理をみんなで食べていこう!という提案して講演を締めくくりました。短い講演でしたが、皆さんご理解いただけたようでした。

 


常時展示ではトランクキットを用意し、老若男女様々な方々にエゾシカについて関心を持って頂けました。トランクキットとはエゾシカ皮(夏・冬)、エゾシカの下顎、シカメット(角の付いた被り物)等の標本のことで環境教育に使用されています。実際に本物を見て、触って、嗅いでみるような感覚的なことは皆さん初めての方が多かったですが、沢山の質問や意見をお寄せになったのでとても好評だと思いました。 




ミニ講演で使用されたスライドや開催常時展示されたトランクキットは、酪農学園大学の狩猟管理学研究室、TWIN、エコネットワークより提供されています。