エゾシカ肉の消費が進まないのは「食文化」の影響か? 道新のモニター調査結果


エゾシカに無知な独り言です。1月14日の北海道新聞のエゾシカ肉に関するモニター調査結果を見て、今後の課題を少し考えてみました。まず、エゾシカ肉の消費が進まないのは「食文化」の影響が大きいと思います。

よく、牛肉は西日本、豚肉は東日本だといわれます。羊肉・ジンギスカンは、北海道が有名です。ただ、羊肉は消費が伸びたため輸入が主流となっています。振り返ると、最近までエゾシカ肉はエゾシカ生息数の多い地域での限定的な消費だったのではないでしょうか。一部の地域を除き、エゾシカ肉の「食文化」は発展途上と思います。 


そういう意味で、モニター結果は残念ながら現状を反映していると思います。今は、試しに食べてもらう段階ですが、今後流通の整備や生産量の安定確保が不可欠と思います。野生の捕獲は安定供給の面で限界があります。             

エゾシカの肥育などがポイントになると思います。今後、道などで、エゾシカ肉の需給計画を作る計画があるのか,或いは作ることができるのかなど知りたいことは沢山あります。今回のブログを読ませていただいて、道民としてエゾシカ問題を考えていきたいと思います。                                         (岩見沢市 星野 武志)