エゾシカを吹き矢で捕獲?北海道に養鹿ビジネスを!


稚内市が市街地に出没するエゾシカの駆除に、吹き矢を活用するという判断をしたというニュースに驚いています。ただならぬフン害や食害。苦慮する市民の皆様のことを考えれば、当面は、やむを得ないかもしれません。しかし、駆除さえすれば、それでいいのだろうかという疑問が湧いてきます。吹き矢には麻酔薬が仕込まれています。捕獲されたシカは、その肉や角を有効活用されることもなく、ただただ廃棄されるだけということです。廃棄には費用が掛かります。焼くには大変な油を必要とし、埋めるにしても何処に埋めるか等、道内の市町村の多くは処理に困っていると聞いています。


先日、私たちが実施した「第5回 エゾシカフェスタ」では、ニュージーランドで養鹿事業を営む石川信雄氏が「エゾシカという資源をもっと活用すべきだ」と語り、エゾシカを家畜化し、道内での養鹿ビジネスを提唱したばかりです。 

 シカはお利口さん。学習能力が高く、山奥深く逃げ込み、あるいは国定公園など法律で守られた安住の地に逃げ込んでいくため、最近では、シカを獲ることが難しくなっていると再三にわたり、耳にしているところです。ジビエ、ジビエと叫んでも安定供給ができなければ、どうにもなりません。

思い切って、シカ達を家畜化してはどうでしょう。衛生的にも安全・安心な食肉として普及が進むだけでなく、養鹿場の中で生まれる次世代のシカからは、傷の無い良質な皮も得られることでしょう。現在、日本中にシカが溢れているにもかかわらず、鹿革製品は輸入したシカの皮が使われているとのことです。あの甲州印伝でさえも。