オオワシ署名 苫前町から嬉しいお便り


私が度々フェイスブックでシェアをしている釧路の「猛禽類医学研究所」では、代表の齊藤慶輔獣医師を中心に傷ついた希少猛禽類たちを保護し、自然に返す活動をされています。齊藤医師が心を痛めるのは、エゾシカ猟に使用する鉛弾が原因で国の天然記念物オオワシが鉛中毒になり、絶滅寸前の危機にあるということです。 

世界中の人が一度は見たいと憧れるオオワシ。その生息数は世界で僅か5000羽。その内、2500羽が道内で越冬します。生態系の頂点に立つこの美しい鳥を地球上から葬り去るわけにはいきません。 

鉛弾は北海道では禁止されているものの本州以南ではOK。そこで「猛禽類医学研究所」は、ネットで署名を集め、全国での鉛弾中止を国に訴えていく所存です。必要とするのは10万人の署名。これを当該研究所のHPで知った私たちは、10万人署名の一助になればとの願いを込めて会員一人一人が自らの足で歩き回り、8月に400名分を集めました。しかし、10万人署名には、あと5万人の署名が必要です。嬉しいことに、9月末に訪れた苫前町では、署名用紙を公民館に置きましょうと快く協力を申し出てくれました。 

先日、お礼状を差し上げたところ、苫前町教育委員会の「生涯学習アドバイザー」岩村直幸様より心こもるご返信を頂きました。岩村様のご了解を得、感謝を込めて、頂いた書面を公開いたします。(武田)

 

 

高速バスの車窓から(写真)
高速バスの車窓から
留萌の海(写真)
留萌の海