りんぺい三上師匠が開発したエゾシカ三線は「えぞ三弦」と命名。その理由は、ニシキヘビの革を胴に用いた伝統楽器の音は高く弾むような音。エゾシカ皮を使った場合は深く優しい音色が特徴。というわけで、それぞれの特性を活かすため、名称を変えたとか。更に、今回は、旭川の貴重な伝統工芸「優佳良織」とコラボ。色彩豊かな「えぞ三弦優佳良バージョン」を発表。えぞ三弦を通しての北海道と沖縄の文化の懸け橋を目指す。この壮大な試みもいよいよ佳境に入りつつある。
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優佳良工芸館が閉鎖され、せっかくの技術が失われていくのかと、旭川市民はとても残念でたまりませんでした。優佳良織を引き継ぐ工房ができ、さらにそれが北海道と沖縄を繋ぐ新たな楽器というカタチになるとは、なんて素晴らしいことでしょう。(旭川 森 裕子)